Kindle for PC - ページを跨ぐ文章をハイライトする
本を読みながら、重要だと思った箇所をドラッグで選択してハイライトにしてノートブックに追加するが、ページを跨ぐ部分についてはテキストエディアのようには思ったように操作できませんでした。その方法を見つけたので記録しておきます。
跨っているページの、先のページを1ページ目、後のページを2ページ目としたとき、まず先に1ページ目の終わりまでを選択し、ハイライトします。
次に、2ページ目へと移動し、Kindle for PCのウィンドウ右上の「ノートブックを表示」ボタンをクリックして、ノートブックを表示します。
表示された「メモとハイライト」の中から、先ほど1ページ目の終わりまでを選択したハイライトを探してクリックします。すると、表示されていた2ページ目の先頭に、先ほどハイライトした1ページ目の終わりの部分がページ送りされてきて、当初ハイライトしたかったテキストの全体が見渡せるようになります。
先にハイライトされていた部分の末尾から改めて選択し、同じ色のハイライトを選択することで、ハイライト部分を追加することができます。
このとき、句読点や括弧など、選択した範囲のテキストの内容によっては、先に追加していたハイライトとは別のものとしてノートブックに追加されることがあるようですが、その後境目の前後のテキストが含まれるように、重ねて選択してハイライトにすることによって、自動的に前後のハイライトが一つのブックマークにまとめられます(動作はテキスト内容や環境によって変わってきそうなので、何度か試してみてください)。
誤って不要な範囲まで選択してハイライトにしてしまった場合、部分的にハイライトを解除する方法はなさそうなので、そういったときは一度ハイライトを削除して新たに選択し直しましょう。
すごくがんばってYouTubeMusicへの移行を完璧にした
iPhone 3GS時代からiOSデバイスとiTunesを使用し、5年前にGoogle PlayMusicへ完全移行、4年前からAndroidスマホへ乗り換え、1年前にYouTube Musicへ移行
・・・という経緯。
iTunesおよびApple Musicを使っていたとき既に大量の購入曲とプレイリストがありましたが、1万曲近いライブラリをすみずみまで確認するのは困難だったため エイヤッ とGoogleへ移行。
YouTube Musicへの移行もろくに確認せず移行した結果・・・
プレイリストは概ね再現はできていたのですが、その中身やアップロード曲・購入曲がいろいろと抜けていたことが分かりました。
所有しているCDも購入から20年近く経つものも出てきたし、YouTube MusicにアップロードされているデータもiTunes時代から引き継いできたものが多くて音質が劣化してないか(ALACではなくmp3などで取り込んだものでないか)、また配信曲とアップロード曲が重複していないかなどの確認を兼ねて、
いまいちどライブラリの整理を行うことにしました。
■ 行うこと
- CDメディアをALAC(.m4a)で取り込みYouTube Music(以下YT)へアップロードする
→ 既存のライブラリはすべて置き換える
- YT上で配信があるものは配信版をライブラリに追加する
- iTunesとGooglePlayで購入した曲が移行されているか確認する
- 最終的にプレイリストの中も新しいもので置き換える
→ 事前準備としてプレイリスト内の曲はスクリーンショットで記録する
(ただし注意すること)
- CD取り込みは基本的にWindows Media Player(以下WMP)で行う
- アートワークの追加は取り込んだ.m4aをiTunesに追加して情報編集から行う
- その他ファイル形式変換やファイルタグ編集には外部ツールをできる限り避ける
■ CDメディアをALAC(.m4a)で取り込みYouTube Musicへアップロードする
■ YouTube Music上で配信があるものは配信版をライブラリに追加する
これは単純な作業と思われましたが・・・
いろいろと気を付けなければならないことがありました。
〈Windows Media Playerで取り込めない楽曲がある〉
取り込み作業を進めている過程で、2曲だけでしたがどうやってもWMPで取り込めない曲がありました。
具体的には、その曲の取り込みに差し掛かると決まった時点でWMPがクラッシュして終了してしまうのです。
ALACでの取り込みは失敗してしまいますが、なぜかWAV(無損失)での取り込みは可能だったため、「メディアの劣化かな?」と思い、取り込んだWAVで同じ内容のオーディオCDを再現してALACで取り込もうとしてみましたが、それでも同じ曲で止まってしまう。
ウーーンと困っていたところ、iTunesで「Apple Losslessエンコーダ」で取り込んでみたところこれは成功。
ファイル情報を見てみると微妙に違うところがあるし、WMPで取り込むと最初に決めた以上混在してしまうのはイヤだったんですが、仕方なく WMPで完全に取り込めないCDはiTunesで取り込む ことにしました。
〈iTunesで取り込んだ楽曲のアートワークがYouTube Musicに反映されない〉
WMPで取り込んだものはiTunesに読み込んでアートワークを追加してからYTにアップロードするとアートワークが反映されていました。
が、なぜかiTunesで直接取り込んだ曲は、iTunes上では自動的に取得したアートワークが表示されていてもYTにアップロードするとアートワークが反映されない。
iTunesで表示されているアートワークをいったん削除して、ネットなどで探してきたアートワークを設定し直すとYTでも反映されるようでした。
iTunes上で Ctrl + C でアートワークがコピーできたことを思い出し、自動的に取得したアートワークを選択して Ctrl + C でコピーしたあと、そのまま Ctrl + V で上書きしてみたところ、アートワークのサムネイルにチェックマークが付きました。
どうやら同じものを上書きコピーするだけでも、情報が更新されたと認識されて保存し直されるようです。
そのファイルをYTにアップロードするとアートワークが反映されました。
iTunesで取得したアートワークは、情報編集でそのまま上書きすることでYTに反映することができる と分かりました。
〈情報を編集できない曲がある〉
よく2枚組のアルバムなどは「~[Disc 1]」「~[Disc 2]」のような独立したアルバムとして取り込まれるので、iTunes上でアルバム名を統一し、ディスク番号を付加するようにしていました(YT上でもディスク番号は表示されないもののトラック順に反映される)。
しかし、特定のアルバムがiTune上で情報を編集できない場合がありました。
だいたいの場合は「Mp3Tag」というタグ情報編集ソフトを使用することで対応できたのですが、それでも編集できないものがある・・・。
この問題については複数の要素が絡んでいると予想されました。
- 取り込むときにファイルに付加される情報
- 自動的に取得されたアルバム情報
- iTunesで編集可能な範囲
- Mp3Tagで編集可能な範囲
以上のようなあたりかなと思ったんですが、
iTunesで取り込んでみたりWAVを取り込んでWAVの段階で可能な範囲で情報を編集してみても上手くいかなくて、かなり困りました。
調べ回った結果「もしかしてファイルの編集権限が関係している?」という推測に至り、
YTにアップロードするときはWindowsの [PC > ミュージック] フォルダにアルバム単位で集めてからアップロードしていたんですが、
デスクトップにファイルを移動してMp3Tagで編集してみたところ、正常に編集することができました。
これについては理由がよく分からないんですが、 iTunesで情報が編集できない曲はファイルをデスクトップに移動してMp3Tagで編集する ことにしました。
〈YT上での重複を確認するためのコツ〉
iTunes時代からアップロードしていたファイルは多数あり、現在のYTライブラリにも大量に残っていました。
すべてのCDメディアが手元にあるものではないので、CDメディアを取り込んだのを確認してからYT上のアップロードファイルを削除していたのですが、
ときどき削除する前にファイルをアップロードしてしまい、YT上で同じアルバムが表示されて困ってしまう場面がありました。
アップロードした曲は、ライブラリの「最近追加」で先頭に表示することができます。
この画面でアルバム情報を表示して、一番上のトラックのGood👍を付けておきます。
続いてアルバム情報を検索して、アップロード側の検索結果で表示される2つの同一アルバムのうち、先ほど付けた一番上のトラックのGood👍が無い方のアルバムを丸ごと削除します。
こうすることでアップロードしたファイルを誤って削除することなく、古いファイルと置き換えることができました。
■ プレイリストの中を新しいもので置き換える
iTunes時代からのプレイリストもGooglePlay、YTへと引き継いで使用してきました。
すでに引き継ぎ時に抜け落ちてしまった曲も多数あると思われます。
AppleMusicのメンバーシップの切り替え(GooglePlay Musicの定期購入に移行したときにAppleMusic定期購入をやめた)や、たび重なるデバイス・サービス移行の過程で、当初iTunesで使用していたプレイリストはどこかで消えてしまったようでした。
僕にとって「あの頃のプレイリスト」というのは非常に大切なものなのですが、当時のプレイリストを完全に確認する方法が無い以上は仕方がありません。
せめて今回の整理を始める時点でのプレイリストは完全に再現できるよう、プレイリストのスクリーンショット、いわば「魚拓」をとることにしました。
〈Screenpressoでの自動スクロールスクリーンショット〉
僕は普段から Screenpresso というソフトを使用して、スクリーンショットや簡単な画面録画を行っています。
このソフトには 自動スクロールを使ってスクリーンショット という機能、つまり「縦長のページをスクロールしながらスクリーンショットして一つに繋げる」機能があります。
プレイリストは10曲くらいのものから100曲くらいのものまであり、すべてが一画面に収まっているわけではないので、この機能を使用して記録することにしました。
簡単に操作説明をすると、
これだけです。
操作は簡単ですが、機能自体はベータ版のため多少コツを掴む必要があり、
あまりにも似ている範囲が重複を認識できずに省略されてしまったり、逆に画像が多い箇所が縦に複数回並んだ結果になってしまったりと、ちょっとだけ苦労しました。
YTのプレイリストの表示画面で、曲名が並んでいるだけの部分を録るよう注意すればだいたい上手くいったので、コツを掴めばできると思います。
グラフィック関係でやや動作が不安定になる場合があるため、特に動画やグラフィックの編集を行う人には同時起動での使用はおすすめできませんが、
録った画面をすぐに編集したり、簡単な注釈やモザイクを追加するなど、その他の機能も他の用途で使えるものが多いので、
興味がある方は別途 Screenpresso 使ってみてください。
※無料版は広告が出ますが、基本機能はすべて使えるはずです。
Screenpresso:Windows用の究極のスクリーンキャプチャツール
■ 後記:YouTube Musicで利用できない楽曲の扱いについての問題
もともとライブラリに所有していた楽曲について、「YouTube Music上で利用できない楽曲」の問題が発生した。
YouTube Music上にあるアルバム内でいくつかの楽曲が「!」マークが付いていて利用できない場合がある。
これは、過去にリリースされているアルバムの中の一部が利用できないケースが主だが、長期的に見ると以前は利用できたものがある時点でできなくなったもの、逆にある時点からできるようになったもの、メタ情報の更新のためか別楽曲として再登録されたものなども発生するらしい。
最初Google PlayMusicからの移行エラーかと思ってサポートに問い合わせたが、そういうことだった。
サポートによると、それら楽曲について個別購入のようなサービスの提供は無いのが現状であり、形式上YouTube Musicのフィードバックから「この楽曲を利用できるようにしてほしい」というリクエスト(もちろんそれによって利用できるようになる確証はまったく無い)をするくらいしかできないらしい。
悩ましいのは、YouTube Music上で利用できるが一部利用不可な楽曲が含まれるアルバムのCDまたは音源ファイルを持っている場合。
利用不可楽曲を含むアルバムをライブラリに追加しても当然該当楽曲は利用できないし、持っているメディアを追加するとYouTube Music上のトラックと重複する。
利用不可楽曲だけ追加しても良いが、アップロードしたアルバムは歯抜け状態になるし両方をライブラリに追加しておかないと完全な状態のアルバムをライブラリに所有することはできない。
仕方が無いので、特別な事情が無い限り、メディアを所有しているものはすべてのトラックをアップロードし、プレイリストには基本的にYouTube Music上のトラックを追加して、利用不可楽曲はアップロードしたものを追加することにした。
アルバム中の一部が利用できない場合、将来的にその楽曲が利用できるようになる可能性は望めないと予想している。
アルバムやシングル単位で利用ができなくなっている場合は、アーティストやレーベルがYouTube Musicでの利用について承認が済めば利用できるようになるケースがある(実際にいくつかそういう楽曲があった)。
利用できた楽曲が、あるときふと見てみたら利用できなくなっていたというケースもあった。これについては想定できないし、アーティストやレーベルの意向なので仕方がない。メディアを所有していない限り諦めるしかないだろう。
後から利用できなくなった楽曲はプレイリストにトラック名だけは残るので、後で見返して気付いた場合は更新された楽曲を追加し直したり、メディアを持っているものはアップロードしたりする必要がある。
整理過程で見渡している限りでは、「Apple Musicでは利用できるがYouTube Musicでは利用できない」という楽曲は意外と多かった(感覚的には200~300曲に1曲くらいかな・・・?)。
MVがYouTubeに公開されているものについては動画をプレイリストに追加しておくのも一つの方法ではあるが、MVの前後に余計な部分があったりするし、フルサイズでないものも紛れているのでよく確認しないといけない。
動画をライブラリに追加することはできないが、動画も期間限定だったりするので削除されないか不安でもある。
仕方が無いので、楽曲単位ならばAmazonやその他配信サイトで個別購入、アルバム単位であればブックオフで中古CDを買ったり、それでも無くてどうしてもというものはいくつか新品CDを買った。大した量ではないけどそれでも補完のためにサブスクの年額ぐらいの費用はかかったと思う^^;
Windows 10 - ウィンドウをドラッグして振ったら他のウィンドウが最小化するのを防ぎたい
個人的には月に一回くらい遭遇し、イラッとするコレ。
エクスプローラー、もとい「Aero」の機能であることは分かっていましたが、何となくAeroの機能自体をオフにする必要がある気がして、それだとウィンドウのスナップなどもできなくなると思ったので甘んじていましたが、この機能マジで不要やんと思ったのでオフにする方法を探してみた。
■ この機能、何者?
この機能の名前は「Aero Shake(エアロ・シェイク)」と言う。
効果としてはアクティブなウィンドウ以外を最小化する機能で、キーボードショートカットを使用した場合は [Win + Home] で同じ効果がある。
ショートカットキー [Win + Home] は、「最小化 ⇔ 元に戻す」を行き来することが可能で、Aero Shakeで最小化してしまった場合もこのショートカットキーで元に戻すことができる。
ちなみに僕の環境だけかもしれないが、最小化する直前のアクティブなウィンドウ以外のウィンドウが一つだった場合、[Win + Home] で元に戻すと復元したウィンドウがアクティブになる。二つ以上あった場合、復元しても元々アクティブだったウィンドウからフォーカスは移らない。
サイズも配置もバラバラなウィンドウをたくさん使用し、メインのウィンドウに周回的に戻るような使い方には使えるのかもしれないけど、なかなかそんな場面は無いしやるとしてもショートカットキーでできれば良い。
マウスから手を離さずに機能するのは場合によっては便利かもしれないけど、戻すのもマウスだけでできないと意味無くないか・・・?(ちょっと調べた感じではマウス操作で戻す方法は無さそうだったけど、あるのかどうかは分からない)
何にせよ「Aero Shake」でちょっと調べれば検索結果の画面が「無効化」に関するものでいっぱいになるほどには嫌われている機能らしい(検索候補に「Aero Shake disable」とも出てくるので海外でも同様なのだろう^^;)
■ どうやって機能をオフにする?
方法としてはいくつか考えられるらしい。
個人的には(3)一択なので、(1)(2)の方法については紹介だけ。
■ (1)「ウィンドウのスナップ」機能をオフにする
[設定 > システム > マルチタスク]
「ウィンドウのスナップ」をオフに
※ウィンドウを画面端に持っていったときのスナップ、リサイズができなくなり、ウィンドウの最大化と縮小についてもウィンドウ右上のボタンをクリックして行うようになります。
■ (2)レジストリを編集する
[スタート > Windows管理ツール > レジストリエディター]
アドレスバーに↓を入力するか、値を辿る。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Windows
ツリーの「Windows」を右クリックして「新規」→「キー」、キー名を「Explorer」とする。
「Explorer」を右クリックして「新規」→「DWORD(32ビット)値」、名前を「NoWindowMinimizingShortcuts」とする。
右側の「NoWindowMinimizingSortcuts」をダブルクリックし、値を「1」とする(表記は16進法)。
レジストリエディターを終了してシステムを再起動する。
■(3)ローカルグループポリシーエディターで設定を変更する(Windows 10 Pro以上のみ)
[スタート > Windowsシステムツール > コントロールパネル] 、または設定で「グループポリシーの編集」を検索するか、検索から「グループポリシーの編集」「gpedit」で検索するか、スタートを右クリックして「ファイル名を指定して実行」から「gpedit.msc」を実行する。
[ユーザーの構成 > 管理用テンプレート > デスクトップ]
「Aero Shakeのウィンドウ最小化のマウスジェスチャをオフにする」をダブルクリック。
「有効」を選択して「OK」で閉じる(「オフにする」機能を「有効」にするのであって、「Aero Shake」を「無効」にする選択ではないことに注意)。
レジストリエディターの場合と違って即座に有効になる。
Windows 10 - 複数台のPCでMicrosoftアカウントにログインしているとき、壁紙が同期されるのを停止する
僕は個人用のPCと仕事用のPCどちらも自分自身のMicrosoftアカウントでログインしています。
個人用のPCは二つのディスプレイ、仕事用のPCは三つのディスプレイを接続しています。
マルチディスプレイで違和感なく壁紙を設定するために、マルチディスプレイ用の壁紙をダウンロードしてきて、「MultiWallpaper」というフリーウェアを使って壁紙を設定しているのですが、困ったことにときどきどちらかの壁紙設定に同期されているようで、ディスプレイ2枚の設定とディスプレイ3枚の設定とがお互いに同期されてズレてしまっていました。
気付いたら壁紙を設定し直して対応していましたが、簡単な手順でそれぞれの設定を維持できそうなことが分かったので記録しておきます。
[設定 > アカウント > 設定の同期]
の中に「個別の同期設定」という項目があり、その中に「テーマ」という設定項目があるので、これをオフにしておきます。
・・・以上。
内容薄いな ^^;
Ploom TECH+ with 3日目レビュー
Ploom TECH+ withを使い始めて3日目となりました。
しばらく使ってみて、前まで使っていたIQOS MULTIとの比較やフレーバーの喫味、使用感の現時点でのレビューを書き留めます。
■ IQOS か Ploom TECH か?
まずは乗り換えての感想ですが、喫煙の満足感については正直「どっちでも良い」です。
IQOS数台とPloom TECH+ withしか使ったことがありませんが、おそらくこれは低温・高温加熱式電子タバコについてはどれでも同じだと思います。
低温か高温かはあまり重要ではなく、違いが出るのは「紙巻きタバコか、それ以外か」なのではないかと。
高温加熱式の方が、吸口から感じる温度や煙・蒸気のニオイ、吸うときの空気抵抗などについて紙巻きタバコにより近いのは事実ですが、低温加熱式だからといって喫煙後に物足りなさを感じるほどの差ではないかと思います。
これについては感想に個人差があるので、
どのくらい紙巻きタバコに近いものを求めるかをまず決めて、あとは喫煙後の空間に残るニオイ、吸い殻の処理、バッテリーの使い勝手、充電方法、持ち運びやサイズ感、その他デザインやフレーバーの香りのラインナップ等次第ではないでしょうか。
個人的には「IQOSに戻っても良いしPloom TECHのままでも良いし、どっちでも良いや」って感じです。
「でもIQOSに比べるとニオイの残り方が格段にマシなので、Ploom TECHにしよう」程度の話。
■ Ploom TECH+ with の使用感など
・コスト面
3日目になりますが、ほぼ2日ジャストでカプセル一箱分の消費となりました。
IQOSよりはほんの僅かにコスト減になっています。吸う量を特に意識していませんでしたが、こまめに中断できることが影響している気がします。
ただし、本当に「あればあるだけ、いつまでも吸ってしまう」タイプの人は文字どおりの喫煙が可能なため、コストは倍以上に上がってしまうのではないかと予想します。
「休憩のときだけ吸う」「外でしか吸わない」「吸いたくても吸えない時間帯がある」など一定の制限がある人にとっては、好きなときに吸えるタイプの低温加熱式でもコストは大きく変わらなそうです。
起きている間中ずっと自由に喫煙できる環境で、好き放題喫煙できるヘビーユーザーは、使用上勝手に制限がかかる高温加熱式(または紙巻き)が適しているのではないでしょうか。
・使い勝手
本体のバッテリーは(2日で1箱程度の使用ペースで)残り約半分で、バッテリー量について何ら不足は感じません。
1箱吸い切る程度の段階で、カプセルホルダーにはカス程度の汚れが付いていました。本来どのくらいのペースが適切なのかは分かりませんが、だいたい月一回くらいのペースでメンテが必要になりそうな予感です。
リキッドとカプセルの減少量に違いがありそうですが、リキッドの方が先に無くなることは無いと思われます。カプセルの方がどうせ先に無くなるので、1箱買うたびにリキッドを交換していれば良さそうですね。
カプセルを他人からもらったりしていると思わぬタイミングで尽きてしまうかもしれないので、カプセルの残り個数はちょっと気を付けた方が良さそう。
・ニオイ
喫煙した空間にはほとんどニオイは残りませんが、たとえば個室でこっそり吸っていて突然部屋を開けられたときに「吸ってませんよ!」とごまかすのはちょっと無理そうです。
各種フレーバー特有の香りは数分~1時間程度は残るでしょうし、マイルドブレンドを吸っていても言わば「Ploom臭」が口内~鼻に残る感覚がありました。
コーヒーなどの飲み物を同時に口にしているならば口臭は瞬時~1分程度でリセット可能だと思います。
あと本体の吸口(たばこカプセル)が外側にむき出しになっているため、本体からは若干の「Ploom臭」がします。喫煙を悟られてはいけない環境の人は、吸い終わった後の収納スペース、ポケットなどに入れたときの衣類へのニオイ移りには気を付けた方が良いです。高温加熱式のIQOSよりはずいぶんマシなものの、残念ながら「まったく気にならない」とまではいかないのではないかと思います。
とは言え、長期的な影響は「まったく無害」と言えそうです。「どこで吸っても問題ない」レベルだと感じます。
が、当然ながら禁煙スペースでは使わないように。規則は守りましょう。それから長時間密室で喫煙すればきっとPloom臭も消えにくくなります。適度な換気を。
■ フレーバーはどうよ?
今後も気分次第で他のフレーバーを試していこうと思います。以下は吸ったことのあるフレーバーのレビューです。
・メビウス・マイルド
吸ったあと(蒸気を吐き出した後)に残る抹茶のような香りが印象的です。メンソールが無いため吸引時はあまり香りや刺激を感じません。
コールドミントに比べると、口に溜めた蒸気を吸い込むときにキツめののどごしを感じるので、喫煙している感覚が強いです。
喫煙後に香りも残らずトータルでは無難な香りなんですが、吸い込んだときにもう少し香りがほしいな~と思わなくもないです。
・メビウス・コールド・ミント
メンソールがあるためマイルドブレンドに比べると吸引時に香りを感じますが、一般的なメンソール銘柄に比べると軽めだと思います。吐き出した後に残る香りも控えめです。強いて言えばちょっと甘い香りかな。
目立った香りは無いので、多少のメンソールでスッキリするくらいを求めるならちょうど良いかも。マイルドブレンドとちょうと対になる感じで、ちょっとだけ物足りないかもな~と思わなくもないです。
使用初日2, 3日間はマイルドブレンドとコールドミントを吸い比べしました。
結果的に「ローストブレンド」が非常に気になるようになったので、次はローストブレンドを試してみます。
→……と思ったら「ローストブレンド」は2021年3月末で販売終了してるそうじゃないですか!残念・・・代わりに「ブラウン(カフェモカフレーバー)」を買いました。
ローストブレンドは販売終了していたため代わりに買いました。
「カフェモカフレーバー」と書いてありますが、言い換えるとキャラメルっぽい香りでしょうか。ただ思ったより香りは控えめな印象でした。
案外無難な感じ。
・メビウス・ゴールド・レッドミント(アップルミントフレーバー)
アップルミント試してみました。フレーバーの香りは爽やかで悪くない。
ほんのりミントのメンソール感があります。
ちょっと吸いごたえが欲しくてゴールドシリーズに手を出してみましたが、フレーバー系だとやっぱり若干吸いごたえが落ちてしまう印象です。
香りは良いのでこれはこれでアリ。
・メビウス・ゴールド・クリアミント
ゴールドシリーズのミント。ここまでくるとだいぶミントが強くなり、いわゆる歯磨き粉的ミントの香りになってきます。
とは言っても香りはスッキリ爽やかでくどさはありません。吸いごたえもフレーバー系に比べると少し増した感じがして個人的にはバランスが良く感じました。
ただのどごしはけっこうイガイガする感じで(これはフレーバー系だとしてもゴールドシリーズは共通だと思われます)、痰が絡みやすくなった気がしました。喉が弱い人はたとえPloom TECHと言えどゴールドシリーズはおすすめしません。
あと、ゴールドシリーズは「物理的には」吸いごたえがあるとは言っても、喫煙後の体感的にはどうしても通常のタバコに比べて物足りなさを感じることに気付きました。Ploom TECHを使う以上は「ほぼ禁煙である」という気構えでいかないとキツそうですね。
電子タバコでも少しでも紙巻き同様の満足感を得たいのであればやはり高温加熱式にするべきのようです。低温加熱式は「いずれは禁煙できるのが望ましい」人に適しているんだなと再認識しました。
■ (2021/7/5 追記)約3週間使用しての現状
ずいぶんPloom TECHにも慣れました。
現在はメビウス・レッド・ミント(アップルフレーバー)に落ち着いています。吸いごたえ、甘い香り、喫煙後の残り香など、総合的にちょうどよく気に入りました。
また、普段昼間家ではコカ・コーラをコーヒー代わりの感覚で飲んでいますが、コーラとの相性が良い!(笑)
フレーバーの香りとコーラの香りがミックスされたものが喉から鼻に抜けるんですが、どちらとも言えない駄菓子的な甘みがあります。
「おいしい!」とはちょっと違うと思うんですが、記録まで。
■ 追記:JTさん、サイトと商品情報が分かりにくいよ(怒)
Ploom TECH初心者のため、各種Ploom TECH機器やフレーバーなど、どんなものがあってどういうものなのかいろいろ調べながら購入しました。
が、それにしてもJTのサイトと商品情報が分かりにくいにも程がある・・・
あの、デザイン性とか雰囲気の良さとか出すのは良いかもしれないんですが、
もうゴテゴテのごちゃごちゃで、ただでさえデバイスやフレーバーの銘柄とかたくさんあるのにどこに何があって求めてる情報がどこで分かるのかまっっっったく分かりません。
何なら今しがたコンビニで買ってきたフレーバーがサイトの銘柄ラインナップに見当たらないんですが。僕はパチもん商品を買わされたんでしょうか??
どうせJTさんのサイトに商品詳細を見に来る人なんて喫煙者しかいないと思うんですが、フレーバーの一覧が見たくて銘柄一覧から「メビウス」をクリックしたら突然「空 見上げていこう」とか見せられても正直邪魔です。
探し回った結果、
CLUB JTトップページ → 最下部の「商品・ブランド一覧」 → Ploom → 最上部の「Ploom TECH+」 → 下部の「ラインアップ」
から、たばこカプセルのメビウス銘柄の一覧が確認できましたが、買ってきた「ブラウン」が一覧にありません。
結局公式的な情報は見つけられず、「メビウス・ブラウン」は販売されているものなのか何だかよく分からなくなりました。
サイトを回る間にスマホ向けの表示が出てきたり銘柄アンケートみたいなのが出てきたりログインを求められたり使用中の銘柄を答えさせられたりと、とにかく思うように進まない。
個人的なUXとして非常に不快感を感じるとともに「(キャンペーンとか特集とかブランド特設サイトとか)こんなことまでしないといけないんですか?」と疑問を感じました。
個人のネット記事を元にフレーバーを探したら販売終了してたもんだから公式に頼ろうと思ったのに、必要のないものばっかり見せられてちょっとゲンナリしました。
そうですね。タバコなんて紙巻きだろうが電子式だろうが忌み嫌われるもので、ユーザーはITに疎くてブランドの吟味もろくにしなくて、自販機でいつもの銘柄を買うかコンビニで「なん番」って言ってるだけなんでしょうね。サイトにこんな情報を求めて見に来て、不便を感じるユーザーなんてごく僅かなんでしょうね。そして今どきタバコなんか辞めろって話ですよね。
自分の生活をちょっとは良くしようと、「ほどほどの感覚で」試行錯誤してみたつもりだったのですが、文化的に「時代遅れ」感を感じずにはいられませんでした。
・・・とかなんとか。
イライラしましたので怒りに任せて書きなぐっておきます。
Ploom TECH+ withを買ってみた
IQOS 3 MULTIを約2年使っていますが、最近4本くらい吸うとバッテリーが無くなってしまうようになり寿命が近く感じたので後継機を検討し、
最終的に「Ploom TECH+ with(Ploom TECH Plus with、プルームテック・プラス・ウィズ)」を買いました。
■ 購入の経緯
タバコ歴としては
・喫煙歴10年以上
・紙巻きで最も吸ったのはセブンスター(タール値14mg)
・ニオイが気になる環境になってからはピアニッシモ(タール値1mg)を吸っていた
・初代IQOSをリリース後すぐに使い始める(ヒートスティック銘柄は主にバランスドレギュラー)
・IQOSを3台ほど継続利用
・最終歴はIQOS 3 MULTI(直近で主なヒートスティック銘柄はマールボロイエローメンソール)
もともとセブンスター愛煙者だっため相当な吸いごたえを求め、Ploomやgloシリーズは「安いなぁ、良いなぁ」と思いながら手を出しませんでした。
■ Ploom TECH+ withに決めた理由
後継機はもちろんIQOSにしても良かったのですが、気になっていることがありました。
・手入れが面倒
・喫煙時・喫煙後の残臭が気になる
・本体ブレード部分、バッテリー、可動部分の耐久性が気になる(今までも故障や破損の経験有り)
・(他社製品と比べて)好きな時に好きなだけ吸うことができない(一度起動すると5分間・吸引14回固定)
そこで喫煙デバイスをしっかり選び直すことにし、以下を基準に選びました。
・吸いごたえが十分あること(IQOSより少し軽くても問題はない)
・喫煙時・喫煙後のニオイが気にならないこと
・喫煙の中断再開が自由にできること
・ランニングコストが大きく変わらないこと
・消耗品が手軽に手に入る、身近な喫煙者と共有ができる(情報含めて)、アドバイスが得られやすい、etc......
検討の末Ploom TECHシリーズに狙いを定めましたが、Ploom TECH、Ploom TECH+、Ploom TECH+ with、Ploom S、さらには今夏リリース予定のPloom Xなどたくさんの種類があり、どれにすべきかがよく分かりません。
調べた限り、いわゆる吸いごたえが有りそうなのはPloom TECH+(以下TECH+とwithと呼びます)シリーズのようでした。
(IQOS並の吸いごたえを求めるならPloom S、Ploom Xが最適のはずですが、そこまで強烈さを求めなくても良かったので今回は除外。あとXのリリースを待ちたくない^^;)
残りの違いは「バッテリー、カプセル残量表示」と「形状・サイズ感」。
残量表示についてはIQOSのようなLED表示だけでも十分に感じていたので大して重視しませんでした(残量表示のインパクトが大きく「コレイイね」というレビューをよく見かけますが個人的には「この程度で?」と思います)。
形状としては、gloシリーズでよく見る「パック感」は少し抵抗があって、IQOSの短くて太めのスティック形状が好みだったのですが、TECH+は細長く、withはパック型。
形状については少し悩みましたが、最終的にwithの小ささと「比較的リリース間もない最新機種である」という点で決めました。
ちなみにランニングコストについては、
まず喫煙量としてはIQOSで「2日で1箱」程度だったため、同程度を目指します。
IQOSの場合ヒートスティック一本を一回の起動で14回吸引できるため、一箱あたり14x20=280回程度。
Ploom TECH+ withの場合、カートリッジ一つでカプセル5本分(=一箱)、250パフとのことでした。
どちらもフレーバー一箱あたりの価格は大差無いため、吸引数で言えばPloom TECHに乗り換えることでヒートスティック2本分程度、一箱あたりのコストが上がるわけですが、
「いつでも使用を中断・再開できる」ことで無駄が減ると考え、ランニングコストは「同程度」と予想しました。
実際IQOSを使っていて、急に使用をやめないとしけなかったり、もう少し吸いたいから連続で吸ったけどちょっと吸い過ぎに感じることもけっこうありましたし。
■ フレーバーどれにする?
実はこれが個人的には最大の問題で、
Ploom TECHの印象としてはフルーティだったり甘かったり「フレーバーの香りが強い」というのがあって、
可能なら喫煙を停止して即時〜数十秒以内には「今吸ってたな」と分からないようにしたかったのです。
そしてコンビニで並んでるのを見かけてもいましたが、フレーバーの種類が異様に多い……。
順番に試していくのも良いんですが、なるべく早く最善解に到達したかったのでネットで情報を集めました。と言っても当然僕と同じ目線でレビューしている人は少ないし、「香り」のレビューは主観やレビュアーの語彙次第なところもあり、さらには「吸いごたえ」の側面も同時に考えなければならないため難航しました。
最終的に絞ったフレーバーは以下。
・マイルドブレンド
→渋み、お茶系、抹茶などのキーワード
・ローストブレンド
→甘く香ばしい(香りはそんなに強くないと勝手に予想)、味が濃い、コクと甘みのバランスなどのキーワード
・(次点)コールドミント
→メンソールライト的な位置づけかな?メンソールが欲しくなったらコレにしよう
総合的に無難なのは「マイルドブレンド」と予想して、ついに本体といっしょに最寄りのファミリーマートにて購入。
---追記
しばらく吸ってみて「マイルドブレンド」の感想。
喫味としては吸い込んだときの喉への刺激や蒸気を吐き出した後鼻に抜ける抹茶っぽい香りが印象的ですが、
withを使い始める当日までIQOSでイエローメンソールを吸っていた身からするとやっぱりメンソール感が欲しくなりますね。
次はローストとコールドミント買ってみようかと思ってますがコールドミント有力かもしれないな。
他のメンソール系もネットのレビュー比較の情報を集めて悩んでみようと思います。
----以上
■ 使用感(準備段階)
購入後の帰り道でさっそく開封。
せっかちですが、IQOSと違って箱も小さく本体も軽いため割と気軽に開けられます。
電池は満充電でないものの少しは使えそうだったのでさっそく使用の準備をします。
開封後の汚い箱 ^^;
フレーバーの箱にはリキッド入りのカートリッジ一本とタバコカプセルが5個。
これ一箱で完結するため、「シャンプーとコンディショナーで無くなるタイミングが違う」みたいな面倒なことにはならないのですね(笑
本体はホワイトを選びました。
使っていくうちに黄ばむかもしれませんが、本体上部のボタンが白で分かりやすいし、マットな表面塗装は白の方が日頃の手垢が目立たなそうだし、そして何よりホワイトかわいい。
無印のボールペンといっしょにマウスパッド上に並べてみましたが、とにかく小さくて軽い(MULTI以前に使っていたIQOSとの感覚比較)。
USB Type-Cのケーブルに繋いで充電するとリキッドのカートリッジ残量が確認できる小窓の奥が白く明滅していました。かわいい(ライトが気になる場合は減点ポイント)。
■ 使用感(喫煙段階)
フレーバーの箱に入っているリキッドカートリッジの包装を開封、シリコンのカバーを外して本体にセット。上からカプセルホルダーを挿し、さらに上にタバコカプセルをセット。本体のボタンを3回押して喫煙開始です。
元IQOSユーザーの自分からすると「もう吸えるの?」という感じですが、これぞ低温加熱式ですね。
そして初吸引。
フレーバーはマイルドブレンドのためメンソールはありません。「のどごし」はあまり感じません。IQOSであればヒートスティックからわずかに熱を感じるんですが、それが無いのは少し寂しいですね。慣れだと思いますが。
息を吐き出してみると、予想よりかなり多く煙(正確には蒸気でしょうか)が出ることが分かります。
IQOSってけっこうニオイするのに煙は意外に少なかったし、長いこと使ってるデバイスでは汚れの詰まりや動作不良によってぜんぜん煙が出ないこともありましたが、Ploom TECHの場合は構造上もそういったことは少なそうですね。
蒸気の量にも驚きましたが、のどや口に残る喫味みたいなものも十分ありますね(TECH+シリーズだからだと思いますが)。
マイルドブレンドのレビューで「お茶系」みたいな感想も多く見ましたが「なるほどー」といったところ(小並感
少し甘みもほしい気がするので(結局かい)次のフレーバーはローストブレンドにしてみたいけど、メンソール感もほしいかも。
買う前は悩みの種だったフレーバー選びも、これからは楽しみになりそう?!
余談。
使用後はボタンを3秒長押しでロックができますが、この「3秒」が少し長い(「テンポ悪いな」程度の違和感ですが)。
----追記
3秒長押しは「6分で自動ロックしない手動ロックモードのON/OFF」でした!
吸い終わった後のロックは同じ3回連続押しでOK。
調べてるうちに見てた別のデバイスの操作方法と混同したのかな・・・
----以上
IQOSの使用開始時の長押しはもっと短く2秒程度だった気がするんですが、同じくらいが良かったなーと感じます。
誤動作防止の面ならそもそも長押しというのに疑問がありますが、側面にボタンがあるIQOS MULTIに比べたら誤動作は少ないと思います(IQOS MULTIは経験上誤って起動することがけっこうありました。使用環境によりますが)。
----追記
吸引口、つまり唇が接する部分はむき出しでカバーなどがありません。吸い切ったらヒートスティックを捨てれば済むIQOSとは違います。
感染症に敏感なご時世、むき出しのままポケットやカバンに入れておくのはちょっと気になってしまうかも。
かと言ってカバーとかも、口から移った雑菌の上からになるので、カバー側に汚れが溜まっていってかえって不衛生になりそうです。
吸うときにキレイな除菌シートとかで拭くのがベストとは思いますが……間違いなく手間ですね!
ここについては「気にし過ぎない」が吉かと思います。
----以上
■ 総評
Ploomシリーズ一般の特徴は語り尽くされているでしょう。
残臭は気にならない(ただし甘い香りのフレーバーもある)だろうし、メンテナンス面などもIQOSよりは扱いやすいと思います。
まだ十分使い切っていないですが、コスト面はヘビースモーカーでない限りはあまり気にならないだろうと思います。
あればあるだけ吸ってしまう浪費喫煙家だとかえってコストが高くなる可能性があるので、個人的には喫煙量を「吸引回数」で換算してみることを強くおすすめします。一日あたりとか一箱あたりで。
厳密には一度の吸引量や吸引時間によってバッテリーやリキッドカートリッジの消耗にも影響がありますがここは測りにくいです。
ひと吸いが浅く回数が多いタイプの人の方がPloomの喫煙コストは低くなると思われます。一方、ひと吸いが深く長い人ほどIQOSの場合に比べてコストが高くなるかもしれません。
その他感想ですが
・Ploom TECH良いね!
買う前は少し不安でしたが、吸いごたえも使用感もその不安を払拭するほど良いですね。
調べても使い方のイメージがいまひとつハッキリしまそんでしたが、いざ使ってみると煩わしさも無く総合的にとても好印象。
・TECH+ withも良いね!
TECH+ユーザーは使用感に不満が無ければ買い換えるほどではないとは思いますが、特にIQOSから乗り換えた自分にはデバイスの最新感、デザインなど所有欲面でとても満足しました。
そしてこれがコンビニで3,000円程度でパッと買えてしまうのも驚き。初代IQOSの頃はあんなに品薄だったのになぁ〜w
あとは使用を続けてフレーバー選びなどしてみましょうかね(・ω・)
■ しばらく使ってみての追記
・一晩経過
たばこカプセル、一つで50吸い分なんですよね・・・?
本体インジケータの残量に従う限りは、予想の倍近く吸えていてビックリ。一晩使ってますが最初の一本がなかなか無くならない(・ω・)
ひと吸いけっこう深いタイプのはずなんですが、明らかに50回以上吸っています。
IQOSだったら深夜から朝の一服までで4~5本消費してるはずなので、だいたい70吸いはしてるはずなんですが……。
そしてそれに伴ってリキッドの減りが逆に早い気がする。これは恐れていた「カートリッジとカプセルの交換時期のラグ」が発生してしまうかも。コスパ計算が狂うな(´・_・`)
それともインジケータの見方を間違えているかも?
…と、思ってカプセルは早めに交換してみました。
早めに交換してもカプセル残量インジケータは途中のままなので、YouTubeのレビュー動画で見かけた裏技でリセットしました。
具体的に言うとUSBケーブルに接続して充電状態にしてからボタン連打で残量表示リセット。
残量表示に従うと2日でカプセル3個くらいのペースになりそうですが、リキッドがちょうど2日で無くなりそうな雰囲気。リキッドがどのタイミングで尽きるのかで様子見。
吸い方について、吸う速度はゆっくり長めの方が蒸気が多めに吸える感じがしています。感覚としては「吸う」というよりは、カプセル側の空気を口の中へ移動させるように、空気抵抗を感じない程度の速度。
Pixel 5の初期セットアップでつまづいた
某オンラインストアにて未使用中古品のau Pixel 5を購入しました。
新規デバイスとして初期セットアップを行いましたが、いろいろとつまづいたり困った点があったため、解決までの過程を記事として記録します。
■作業環境
- 契約中キャリアはドコモ(ahamo)
- auは契約したことが無い
- 購入したPixel 5はSIMロック未解除
- Pixel 3 XLを別で所持
- Pixel 5はデータ移行や復元ではなく新規デバイスとしてセットアップする
- セットアップ中に操作可能なPCがある
■ここまでの流れ
つまづいたのは主に「○」の項目です。
- 某オンラインストアでau Pixel 5を購入、自宅にて受け取り
- デバイスセットアップ
- ○ PINでのロック解除ができなくなった
- ○ 工場出荷状態に初期化
- ○ My auの新規登録
- SIMロックの解除
■【問題 1】PINでロック解除ができなくなった
デバイスセットアップの過程でロック解除のためのPIN(数字)を登録したのですが、セットアップ完了後に登録したはずのPINでのロック解除ができなくなりました。
再起動すれば直るかと思って再起動してみましたが、再起動後はPIN入力でなければロック解除ができず状況は悪化しました。
「Googleデバイスを探す」を試す → 失敗
調べていたところ、PINでのロック解除ができなくなった場合「Googleデバイスを探す」から新しいパスワードを設定することで直せるような情報があったので試しました。
ネットで見た情報では「Androidデバイスマネージャー(Googleデバイスを探す)」から、デバイスをロックして新しいロック画面を設定できるとのことでしたが、僕の環境では「Googleデバイスを探す」の画面にそれらしいものが見当たりませんでした。
■【問題 2】工場出荷状態に初期化
工場出荷状態にしても問題ない状況だったため操作方法を探しましたが、
Google Pixel スマートフォンを出荷時の設定にリセットする方法 - Pixel Phone ヘルプ
↑これはロック解除して操作できることが前提
Pixel スマートフォンのロックを解除できない - Pixel Phone ヘルプ (google.com)
↑ [方法2] にボタンを使用した初期化が提示されているが、具体的な操作手順の説明が無い
といった具合で、なかなか適切な初期化の方法が見つかりませんでした。
結局↓こちらで具体的な操作方法が判明しました。
ハードリセット GOOGLE Pixel 5, 操作方法 - HardReset.info
・電源をオフにする
・電源オフの状態で電源ボタンと音量ダウンボタンを同時に長押しする
・次に表示された画面で「Recovery mode」を選択する
→ 選択は音量アップボタン(上へ)、音量ダウンボタン(下へ)、電源ボタン(決定)で行う
→ 一定時間操作しないと通常起動になるようでした
・次に表示された画面で電源ボタンと音量アップボタンを同時に押す(長押し?)
→ 長押しが必要だったのか、動作反応が遅かったのか判然としませんでした。
・次に表示された画面で「Wipe data/factory reset」を選択する
という操作手順で、デバイスを強制的に初期化することができました。
■【問題 3】My auの新規登録
現在キャリアはドコモを利用しています。
購入したPixel 5はSIMロック未解除のものであり、自力でSIMロックを解除する必要がありましたが、事前情報として「auユーザーでなくてもau IDを新規登録してSIMロック解除ができる」と聞いていたため、まずはau IDの登録をしようとしました。
au IDの登録はスマホで行うかPCで行うかで手順が違うようです。
はじめはスマホで登録を行いました。
スマホから登録する場合、現在使用している携帯電話番号を入力してSMSで認証コードを受信して登録を完了させます。
現在ドコモ回線で利用中の電話番号を入力したのですが、なぜかSMSが届かない……
SMSが受信できなければau IDが登録できず、SIMロック解除ができず、つまり目の前のこのPixel 5は利用できないのか?!
……と、一瞬ヒヤッとしましたが
PCからau IDを登録する場合はメールアドレスで認証コードを受け取ることが可能でした。
無事au IDの登録を完了できました。焦ったわー。
■SIMロック解除
SIMロック解除は、手続きから完了まですぐに終わりました。
Pixel 5の設定画面のデバイス情報からIMEIを確認して、auのSIMロック解除手続きページに入力して進めると、すぐに解除の通知がPixel 5に表示されました。
■ドコモ回線Pixel 3 XLからの移行はこれから
Pixel 5は新規デバイスとして設定していくため、アプリのインストールやアカウントのログイン、データの引き継ぎなどはひとつひとつ手動で行います。
移行作業に時間がかかるため、ドコモのSIMカードはまだPixel 5には挿していません。
SIMカードを挿れてちゃんと使えるかどうかの確認までには、まだ数日かかりそうです。