Blenderの基本操作覚書
Blender 2.82 公式マニュアル(目次)
【画面構成】
・まずBlenderを起動したときに表示されるウィンドウ全体は、
最上部のトップバー、操作画面を構成するワークスペース、最下部のステータスバーの3つの部分で構成される。
・トップバーにはメニュー(ファイル / 編集 / レンダー / ウィンドウ / ヘルプ)、ワークスペースタブ、シーン、ビューレイヤーが含まれる。
・デフォルトのワークスペースは、
3Dビュー(左上)
アウトライナー(右上)
プロパティエディター(右下)
タイムライン(左下)が表示されている。
・3Dビューにはサイドバーがあり、アイテム、ツール、ビューのメニューがある。
サイドバーの表示:N
・ビューメニューの [範囲の開始] の値は、(編集するオブジェクトの大きさにもよるが)比較的大きめの数値に設定されているため、特に卓上のものくらいのスケールのオブジェクトを編集しているならば、0.001m程度が推奨される。
■初期設定
まず初めに [Edit > Preference] から設定を開く。
[Interface > Translation] 「Language」に「Automatic (Automatic)」を選択
「Tooltips」はデフォルトでチェックが入っているが、「New Data」「Interface」にもチェックを入れる(以下インターフェイス項目名は日本語で表記)
[システム > メモリーと制限] 「アンドゥ回数」を(とりあえず)100に
■基本操作
・ツールメニュー:Shift + Space
・ボックス選択:B
・カーソル:Space
・移動:G
・X / Y / Z軸に沿って移動する:X / Y / Z(押すたびにトグル動作する)
・軸にスナップする:中クリックドラッグ
・回転:R
・拡大縮小:S
・トランスフォーム:T
・アノテート:D
・メジャー:M
※オブジェクトを選択した状態でそれぞれのキーを押すことでもそのツールで編集を開始できる。
・編集
・元に戻す:Ctrl + Z
・やり直す:Shift + Ctrl + Z
・操作をキャンセルする:ドラッグ中に 右クリック または Esc
・ビュー(視点)
・視点を中心に固定してカメラを移動:中クリックドラッグ
・視点を正面に固定してカメラを移動:Shift + 中クリックドラッグ
・カメラを遠ざける / 近づける:スクロール下 / スクロール上(またはCtrl + 中クリックドラッグ)
・カメラを選択したオブジェクトを中心にするよう移動する:テンキー.(ピリオド)
・正面から見る:テンキー1
・右側側面から見る:テンキー3
・真上から見る:テンキー7
・ドラッグした方向の軸にビューをスナップ:Alt + 中クリックドラッグ
【ワークスペース】
・ワークスペースには
Layout
Modeling
Sculpting
UV Editing
Texture Paint
Shading、Animation
Rendering
Compositing
Scripting
の10種類がある。デフォルトはLayout。
・オブジェクトモード / 編集モードを切り替える:Tab
・プロポーショナル編集:O
・プロポーショナルサイズの変更:スクロール上・下
・透過表示を切り替え:Alt + Z
・すべて選択:A
・選択なし:Alt + A
・選択を反転:Ctrl + I
・メッシュの頂点を辺単位で選択:Alt + 左クリック
※[プリファレンス > 入力 > マウス] 「3ボタンマウスを再現」をONにしていると中クリックドラッグ(ビューを回転)になるため注意。
・選択物を隠す / 隠したものを表示:H / Alt + H
・選択していないものを隠す:Shift + H
・スナップのON / OFF:Shift + Tab
・頂点の押し出し:E
【Sculpting】
・ブラシの半径を変更する:F
・ブラシの強さを変更する:Shift + F
【アウトライナー】
・選択オブジェクトの移動:M
【プロパティエディター】
・プロパティエディターは、
アクティブツールとワークスペースの設定
レンダープロパティ
出力プロパティ
ビューレイヤープロパティ
シーンプロパティ
ワールドプロパティ
オブジェクトプロパティ
モディファイアープロパティ
パーティクルプロパティ
物理演算プロパティ
オブジェクトコンストレイントプロパティ
オブジェクトデータプロパティ
マテリアルプロパティ
テクスチャプロパティ
の14種類がある。
■プロパティ
【シーンプロパティ】
・シーン
・単位
・重力
・キーイングセット
・オーディオ
・リジッドボディワールド
・カスタムプロパティ
■基本的な注意
・モディファイアーを「適用」する前に、オブジェクトをコピーして非表示の別のコレクションとして保存しておく